安全に飲めない！？水道水を安心して使用する対策法

「水道水を直接飲むなんて考えられない！」そう思っている人増えてますよね。

特に子どもがいる家庭では尚更のはず。

しかしその水道水、お料理中には使用していませんか？

県によってはお料理に使用するだけでも危険な場合があります。

今回の記事では「飲めない水道水の見分け方と対策法」を紹介します！

この記事でわかること

水道水が飲める県ってどこ？
うちの水道水が安全か知りたい！
料理でも安全なお水を使用するには？

・地域によっては水道水は飲めない
・日本の水道管は2020~2021年で使用期限切れ
・先進国では浄水器の利用が常識

クリックできる目次

1 水道水が飲めない都道府県のまとめ
2 水道水が飲めない地域は水道管の劣化が進んでいる
3 水道水を安全に使用する方法
4 水道水まとめ

水道水が飲めない都道府県のまとめ

水道水が飲めない都道府県をまとめました。

水道水を飲むことによって必ず病気になるわけではないですが、美味しくない上に健康に悪い要素が多いので注意が必要です。

水道水を飲まない方が良い地域

茨城県
埼玉県
千葉県
東京都都心部
愛知県
京都府
大阪府
福岡県
沖縄県

水道水が飲めない地域は水道管の劣化が進んでいる

水道水が飲めない地域の原因のほとんどは、水道管の劣化です。

この状況は大きく二つに分けられます。

鉛製の水道管が取り替えられていないために水道水に鉛が溶け込んでいる
人口に対して水道設備が整っておらず、貯水タンクなどに心配がある

水道水が飲めるかどうかは、水道管が綺麗に保たれているかどうかが重要でs

鉛製水道管とは？

鉛製水道管の配線図
茨城県南水道企業団より引用

鉛製水道管は1980年代後半まで建設で使われていた水道管です。

鉛製水道管は錆が発生せず、修理が簡単であるというメリットがあるので、昔からよく使われていた水道管です。

しかし、長い間お水が溜まっていると鉛が溶け出して有害となるため、現在では使用が中止されて鉛製水道管の取り替え工事が進められています。

特に注意するのは朝一番の水道水や、旅行や新居などで水道水を久しぶりに流すときです。

鉛製水道管が使われていると、このときに出てくるお水には鉛が多く含まれている可能性があります。

久しぶりに水道水を使うときは、最初に出て来るバケツ１杯分の水道水を捨ててから使うようにしましょう。

家の水道管を調べる方法

鉛製水道管の取り替え工事
東京都水道局より引用

鉛製水道管だけではなく、古い建物の場合は水道管が古くなっていることも多くあります。

水道管の寿命は長くて40年です。

1980年代に鉛製水道管の取り替え工事が始まってから、今がちょうど40年目にあたります。

水道管のチェックは、住民が自分で申請する必要があります。

水道管工事、各種料金についてはお住いの都道府県の水道局へ問い合わせてみてくださいね。

全国水道局ナビ

マンション要注意！貯水タンクの危険性

マンションなどの集合住宅では貯水タンクに水道水をためていて、そのお水をお部屋へ渡している場所もあります。

貯水タンクは専門の業者がチェックをしていますが、意外とカビやサビが多く発生していることがあります。

マンションに住んでいて水道水の味がおかしいと感じた場合は、マンションの貯水タンクを疑ってみると良いかもしれません。

水道水を安全に使用する方法

水道水はそのまま飲んでも安全なように設計されていますが、水道水がそのままの安全性で私たちの家に届くことはまずありません。

水道水は15分以上沸騰させる

水道水を沸騰させるのは良い方法ですが、正しく行わないと逆に有害物質の危険を高めてしまいます。

あなたは沸騰した直後のお水を使っていませんか？

消毒液の味がするのは、水道水に含まれている塩素が原因です。

つまり、塩素を取り除けば消毒液の味は消えます。
塩素を完全に蒸発させるには40分もの沸騰が必要ということになります。

また、沸騰直後のお水にはトリハロメタンという物質が発生します。

トリハロメタンとは三塩素化炭素の総称。クロロホルムが有名です。トリハロメタンには発がん性が懸念されていて、水道法でも基準値が厳密に決められている有害物質です。

沸騰して3分ほどのお湯にはトリハロメタンが沸騰前の10倍ほど発生していて、この段階のお水を使うのは危険です。

沸騰して15分ほどするとトリハロメタンはほぼ全て蒸発するので、水道水は安全なお水になります。

したがって、水道水は40分沸騰させて15分以上置いておく必要があるのでかなり手間がかかります。

塩素が抜けた水道水は細菌が生えやすいので、必ずその日中に飲みきるようにしてくださいね。

サーバーを使用してろ過する

現在はウォーターサーバーの普及が進んでおりますが、様々な種類の中でも大半を占めているボトル設置型のウォーターサーバーは、お料理中の使用には不向きです。

不向きな理由は、「水がもったいない」、「キッチンから遠い」など様々。

次の項目からおすすめなウォーターサーバーを2種類ご紹介していきます。

水道直結型のウォータースタンド

水道直結型のウォーターサーバー、”ウォータースタンド”というサーバーが存在します。

普段使用しているキッチンの水道と直結し、高性能な大型フィルターでろ過してくれるので、操作も分かりやすく量を気にせず美味しくて安全なお水を飲むことが出来ます。

キッチンの水道から直結なので、料理にも使用しやすいのです。

他にも定額制でお水が飲み放題、ボトル不要なので最小限のスペースでOKなどウォーターサーバーのデメリットを解消してくれるのがウォータースタンドです。

安心して水道水を使用したい人には、特におすすめしたいウォーターサーバーです。

水道水を注ぐタイプのLoccaリフィルサーバー

次は、水道水を注ぐタイプの”Loccaリフィルサーバー”を解説していきます。

このウォーターサーバーはご家庭の水道水をLoccaリフィルサーバーに注ぐだけで美味しくて安心なミネラルウォーターが作れるようになるというものです。

お水ボトルを購入する必要がないため、「料理のために使用するのはもったいない」と思う必要が一切無くなり、お料理にも気軽に使用できるようになります。

前述した水道直結型タイプのようにキッチンの水道から直接使用できない面では少し不便ですが、その分、水道管と直結させる工事が一切必要ないので導入のハードルが低いのがおすすめポイントです。

賃貸や引っ越す予定があるけど安心して水道水を使用したい人には、特におすすめのウォーターサーバーです。

水道水まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は水道水が安全に飲めない地域と、安心して飲むためのおすすめのサーバーについて解説していきました。ポイントは以下のようになります。

・水道水が飲めない地域は料理に使用するのも危険

・持ち家の人には水道直結型”ウォータースタンド”がおすすめ

・賃貸の人には水道水を注ぐタイプの”Loccaリフィルサーバー”がおすすめ

ご自分に合うウォーターサーバーを活用して、安心して水道水を使用していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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